
『我がため、ウチごはん』(3) じゃがいもといんげん、アンチョビのサラダ
お酒がすすむ、「じゃがいもといんげん、アンチョビのサラダ」
ふたつ目のレシピもまたお酒がすすむ逸品である。白ワインか、喉越しグビッとビールでもいい。レシピの名は、「じゃがいもといんげん、アンチョビのサラダ」。

材料:2人前
- じゃがいも…1個
- いんげん…10本程度
- アンチョビフィレ…1枚
- オレガノ…適量
- 塩…適量
- 結晶塩…適量
- オリーブ油…適量
じゃがいもは皮付きのままよく洗い、鍋へ。 じゃがいもがかぶるまで水を入れ、塩を加える。 この時の塩加減がおいしさを左右するポイントである。“おまじない”程度ではなく、しっかりと利かせること。目安はお吸い物の塩加減。

余談だが、じゃがいもを茹でているお鍋がかわいい。聞けば、イタリアの蚤の市で手に入れたアンティーク。
「毎年恒例となっているイタリア旅は、蚤の市に行くのも楽しみのひとつ。うちにある器やカトラリーの多くは蚤の市で買たものです」
作り方に話を戻そう。
火にかけて沸騰したら弱火にし、じゃがいもに串がスッと通るまで茹でる。 じゃがいもの鍋にいんげんを入れ、柔らかくなるまで茹でる。

皿に茹でたじゃがいもをのせ、木ベラなどで2つに割る。 その上にいんげん、アンチョビをのせ、オリーブ油をたっぷりと回しかける。 オレガノを揉みながらふりかけ、結晶塩をふれば完成。


じゃがいもは今回、グランド ペチカを使っている。もちろん、ほかの品種でも構わないが、ホクホクとした男爵系がおすすめだ。いもの甘みと塩気で無限のループである。

いかがだっただろうか?これなら作ってみようかな、と思った方も多いのではないだろうか。実際に作ってみると、あれ?私の料理の腕、上がった?とうれしくなっちゃうおまけ付きだ。
あなたのおうち時間に幸せを届ける『ガルニア』レシピ、ぜひ楽しんでいただきたい。